スタッフブログ
久しぶりに展開図を描きました。
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は久しぶりに「展開図を描いて欲しい」
と、頼まれて
ちょこちょこッと描いてみました。
私も建設屋の社員ですので少々CADは使えます。
※CAD(キャド)とはPCで図面を描くソフトウェアのことです。
建築などで建物を描くときは縮尺は縦横ともに等倍で描きます。
しかし土木の図面はちょっと特殊なんです。
縦と横の縮尺が違う場合があるのです。
たとえば延長300m、幅員16mの道路工事の図面をA1サイズの用紙に描くには、
横方向(延長)が1/500縮尺(場合によっては1/250だったりもします)
縦方向(幅員)の縮尺は1/100や1/200で描いたりします。
縦横の縮尺を同じにしても問題はありませんが、
横1/500では道路幅が細すぎて構造物などが描けず図面にならないのです。
なので道路幅の縮尺は小さい縮尺で描くことが多いです。
土木屋さんが胸のポケットに「三角スケール」を差しているのもこういう理由からです。
私が入社した当時はまだ「手書き図面」が主流でした。
上司の描く図面が素晴らしくて、
「いつか自分もあんな風に描きたい」
と思ったものです。
今ではCADで自由自在に描けるので便利になったものです。
それでは。