スタッフブログ

木材・建材品の値段が高騰しています。

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

皆さんウッドショックという言葉を聞いたことありますか?

この業界の人なら誰でも知っているキーワードなんですが、

米中の好景気で住宅建築が盛んになり材木が足りなくなっている

輸入する際に使用するコンテナが足りなくなっている。

なので日本への材木輸入に支障をきたしている。

というものらしいです。

 

確かにアメリカの住宅は2×4・ツーバイフォーや2×6・ツーバイシックスなど

日本の軸組工法より材木を多く使用しています。

家の建坪も日本の2~3倍は普通ですから。

 

このウッドショック、いつ収まるのかは分かりませんが年内中は続くのではないかと思われます。

実は私の親しい友人が長年米国に住んでいて、今回の件を確認してみました。

確かに米国の住宅事情は過熱していて、新築はもちろん

中古住宅でさえ売りに出せば高値で売れてしまうようです。

以前のサブプライムのような状態ではなく、ローン審査も厳しくなっていて

審査が通った購入者が競っているのでバブルとは捉えていないようです。

下記のURLはフォーブスの記事です、英語に自信のあるかたは読んでみてください。

https://www.forbes.com/sites/petertaylor/2021/04/18/yes-americas-housing-market-is-officially-over-heating-everywhere-how-long-can-it-last/?sh=292a35ee4437

読んでみると『住宅ローン金利は、3代にわたる大統領政権で記録的な低水準を維持しています』とのこと。

う~ん、なんだか長引きそうな気配ですね・・・

 

国産材を!という声も聞こえますが、カンタンに流通に乗せられるものではないようです。

材木が足りなければ当然家は建てられません。

少しでも早く通常に戻って欲しいですね。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。