スタッフブログ

朝礼当番で思うこと。

柳屋建設株式会社では毎週月曜日に朝礼を行っており、私が入社した30年前から同じ形式行われているものです。
朝礼の進行係は毎週順番に交代していくもので、今朝は私が当番でした。

 

以前数年間だけ朝礼当番が各部署の発表のあとに「3分間スピーチ」なるものをやっていました。
話の内容はなんでもよく、仕事以外家族のこと趣味の話、普段から思うこと何でも良いのです。
他社でもやっている「一言スピーチ」みたいなものですね。

 

しかし一つだけルールが決められていて「3分間ジャスト」というのが決まりなんです。
これが結構難しい・・・なんでも良ければ適当に喋れるのですが、3分ジャストで話を終えないといけない。
しかも話にオチがないと完結しないという。

この「3分間スピーチ」
社員の中では本当に不評で皆、「やめて欲しい」「当番が回ってくるのが憂鬱」「1周間前から考えないと間に合わない」などなど。
当然私も1周間前からネタ探し、3分間に収まるか練習する。なんてことをやっていました。

 

当時は「これをやれば人前で話をすることが平気になる」ということで続けていましたが、「無駄なことはやめよう」ということで廃止になりました。
人前で話をすることは誰にでもあるので趣旨は分かるのですが、方向性が違ったので無駄だったんですね。
今でも「何年も続けたけど人前で喋るのは苦手・・・」というのが社員の一致した意見です。

 

もし私がやるのなら「今朝の朝刊の記事から一言」なんてのがいいかな?って思います。

 

企業活動は意義・方向性が社員に伝わらないと意味のない行動になり、最終的にはお客様のためにならない。ということになりかねませんね。